
久しぶりに静かな日曜の朝です。
花冷えの一日となりそうです。
ゆっくりと朝日新聞の書評欄を一読します。
最近は気になったものを、あとで購入するためにその場で切り取ります。題名など、すぐに忘れてしまうんですよね。
『「マガジンハウス」を創った男 岩堀喜之助』 新井恵美子著
「雑誌『平凡』とともに生きた男」と題されたマガジンハウスの創業者岩堀の「夢と孤独」を描いた本であるという。
「夢と孤独」
この言葉に自分のこころがふっとがスライドしていきます。
もう一冊。
こちらは、広告で見つけたもの。
『自死という生き方』 須原一秀
晴朗で健全であった哲学者が、春のある日、自死を選ぶ。
その「自死の哲学」を語る一冊である。
いつもは行き過ぎてしまう一書に心がとまり,おもわず切り抜いてしまいました。
数日前に観た芝居「身毒丸」の甘美な毒の世界に魅了されたまま、
まるで熱にうかされたように時間をやりすごしています。
十年前に観たときのあの衝撃がふたたび、わたしの身体をどこか
この地上よりほんの数センチ浮かせてしまうような浮遊感でもって
清浄にして整合されたこの世界の割れ目から赤い暗闇の異界へとおびきよせられ、その幻惑的な月光の世界にさまよいこんだような、不思議な感覚に満たされているのです。
(f)